危険物取扱者 乙種第4類
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用語集
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危険物取扱者 乙種第4類 の重要用語
試験で問われる60の重要用語を、意味・試験での問われ方・覚え方つきで整理しました。「〇〇とは?」がすぐ分かります。
予防規程の認可主体
1語
予防規程
→
予防規程は製造所等の所有者・管理者・占有者が定め、市町村長等の認可を受けなければならないものとされている。
保安監督者の選任要件
1語
危険物保安監督者
→
危険物保安監督者は、甲種または乙種の危険物取扱者で、製造所等での6か月以上の実務経験を有する者から選任される。
保安講習の受講周期
1語
3年に1回(保安講習)
→
現に危険物の取扱作業に従事している危険物取扱者は、原則として3年に1回、保安講習を受けなければならない。
免状の効力範囲
1語
全国(免状の効力範囲)
→
危険物取扱者免状はどの都道府県知事が交付したものであっても、日本全国の区域において有効である。
再交付後の旧免状処理
1語
10日以内
→
免状を亡失して再交付を受けた後に旧免状を発見した場合は、これを10日以内に再交付を受けた知事に提出しなければならない。
最小指定数量の物質
1語
ジエチルエーテル
→
ジエチルエーテルは特殊引火物に分類され、第4類危険物の中で指定数量50Lと最も小さい値をもつ。
危険物の法的定義
1語
危険物(消防法上)
→
危険物とは、消防法別表第一の品名欄に掲げる物品で、同表の区分に応じそれぞれ性質欄に掲げる性状を有するものと定義される。
取扱所の区分体系
1語
取扱所
→
取扱所は給油取扱所・販売取扱所・移送取扱所・一般取扱所の4区分で構成され、『屋外取扱所』という区分は存在しない。
品名と類の対応
1語
塩素酸カリウム
→
塩素酸カリウムは酸化性固体であり、消防法別表第一の第1類に属する。品名と類の組合せを問う設問で正しい組合せとして扱われる。
品名の誤組合せ
1語
第三石油類
→
重油は第二石油類ではなく第三石油類に属する。品名と代表物品の組合せを問う設問で誤りを見抜くポイントとなる。
指定数量未満の規制根拠
1語
市町村の火災予防条例
→
指定数量未満の危険物の貯蔵・取扱いは消防法ではなく、市町村が定める火災予防条例によって規制される。
施設周囲の空地基準
1語
保有空地
→
保有空地の幅は、危険物の指定数量の倍数など施設の規模に応じて定められ、延焼防止や消防活動の円滑化を目的とする。
書換え申請の対象事項
1語
免状の書換え
→
免状の書換えは氏名等の記載事項変更時に必要だが、住所は免状の記載事項ではないため転居時には不要である。
水溶性第一石油類の指定数量
1語
アセトン
→
アセトンは水溶性の第一石油類で指定数量は400Lである。非水溶性の第一石油類の指定数量200Lと対比される。
消火設備の分類区分
1語
第3種消火設備
→
泡消火設備、水噴霧消火設備、不活性ガス消火設備、粉末消火設備などの固定式消火設備は第3種に区分される。消火設備の種別を問う設問で頻出する組合…
第3類の性状
1語
自然発火性・禁水性物質(第3類)
→
第3類は自然発火性物質および禁水性物質であり、空気にさらされると発火し、または水に触れて可燃性ガスを発生する性状をもつ。
給油取扱所の必須設備
1語
給油空地
→
給油取扱所には、自動車等が安全に出入りし給油を受けられるよう、間口・奥行とも基準以上の給油空地を保有しなければならない。
製造所等の総称
1語
製造所等
→
製造所等は製造所・貯蔵所・取扱所の総称であり、危険物を容器で運ぶ運搬車両は含まれない。
複数品目の倍数合算
1語
指定数量の倍数の合算
→
同一場所で複数の危険物を貯蔵する場合、各危険物の指定数量の倍数を個別に算出し合計する。例としてガソリン3倍+灯油3倍で6倍となる。
貯蔵所の区分体系
1語
貯蔵所
→
貯蔵所には給油を冠する区分は存在しない。給油に関する施設は取扱所(給油取扱所)に分類される。
貯蔵量の倍数計算
1語
指定数量の倍数
→
貯蔵量÷指定数量で算出される値で、製造所等の規制の基準となる。例えばガソリン2,000Lは指定数量200Lで10倍となる。
酸化性をもつ2類
1語
第6類(酸化性液体)
→
第1類(酸化性固体)と第6類(酸化性液体)はともに酸化性をもち、自らは燃えにくいが他の物質の燃焼を助ける共通性質を持つ。
冷却消火の原理
1語
冷却消火
→
注水により燃焼物の温度を燃焼点以下に下げることで消火する方法を冷却消火という。消火の四要素(冷却・窒息・除去・抑制)の一つに数えられる。
凝縮の熱の出入り
1語
凝縮
→
凝縮は気体から液体に変わる変化で、蒸発の逆過程として熱を放出しながら進む放熱変化である。気化(吸熱)と対で覚えるべき状態変化の一つ。
化合物の定義例
1語
化合物
→
水(H₂O)は水素と酸素という二種類の元素が一定の割合で化学結合した純物質であり、化合物に分類される。単体・混合物との区別が試験で問われやす…
化学変化の代表例
1語
化学変化
→
鉄が酸素と化合して酸化鉄という別の物質になるのは、物質そのものの性質が変わる変化である。物理変化(状態や形だけの変化)と区別して理解する必要…
危険性の高い蒸気の条件
1語
危険性が高い
→
燃焼範囲が広いほど燃焼可能な濃度の幅が大きく、下限値が低いほど少量の蒸気でも燃焼が可能となる。両条件を満たす蒸気ほど危険性が高いと評価される…
沸点の定義
1語
沸点
→
液体内部からも気化が起こる沸騰は、蒸気圧が外圧と等しくなったときに生じ、その温度が沸点と定義される。表面だけで起こる蒸発との違いを押さえる。
沸騰と表面気化の違い
1語
沸騰
→
蒸発は液面でいつでも起こる気化であるのに対し、沸騰は沸点において液体内部からも気泡を生じる激しい気化である。両者の発生場所と条件の違いが区別…
混合危険の誤解注意
1語
混合危険
→
混合危険は物質どうしの混合によって発火・爆発などの危険性が生じる現象で、同性質の物質を混ぜても必ず安定するとは限らない点に注意が必要である。
点火源の判定除外
1語
気化熱
→
気化(蒸発)は周囲から熱を奪う吸熱現象であり、温度を下げる方向に働く。熱を与える点火源とは逆の作用であるため、気化熱は点火源に該当しない。
蒸気比重の求め方
1語
蒸気比重
→
気体の蒸気比重は同温・同圧・同体積での質量比であり、アボガドロの法則から分子量の比に等しいため、対象物質の分子量を空気の平均分子量約29で割…
蒸発燃焼の仕組み
1語
蒸発燃焼
→
ガソリンや灯油は液面から蒸気を発生し、その蒸気が空気と混合して燃える。可燃物そのものではなく蒸気が燃える点が蒸発燃焼の特徴であり、引火性液体…
熱伝導率の比較誤り
1語
空気の熱伝導率
→
空気の熱伝導率は固体の金属よりもはるかに小さく、断熱材として利用されるほど低い。「空気が金属より熱を伝えやすい」という誤解は典型的なひっかけ…
燃焼範囲の上限超過
1語
燃焼範囲外(濃すぎ)
→
燃焼範囲の上限を超えると可燃物濃度が過剰で酸素が相対的に不足し、燃焼に必要な反応が成立しないため燃焼しない。下限未満の場合も同様に燃焼しない…
表面燃焼の代表物質
1語
表面燃焼
→
木炭・コークスは揮発分が少なく分解ガスをほとんど出さないため、固体表面で酸素と直接反応し、炎を出さず表面が赤熱して燃える。これを表面燃焼とい…
還元の三定義
1語
還元
→
還元の定義は「酸素を失う」「水素と化合する」「電子を受け取る(得る)」の三点であり、これらのいずれかが成立すれば還元とみなされる。酸化と対の…
還元剤の作用
1語
還元剤
→
還元剤は相手に電子を与える物質であり、自身は酸化される。酸化剤と対になる概念で、電子授受の方向を正しく理解することが試験対策の要点となる。
酸化剤の作用
1語
酸化剤
→
酸化剤は相手を酸化する=相手から電子を奪う物質である。電子を奪った酸化剤自身は電子を受け取るため、自らは還元されるという対応関係を理解する必…
静電気の除去対策
1語
接地(アース)
→
接地(アース)は設備や容器にたまった電荷を地面へ逃がす基本的な静電気対策である。摩擦の低減や蒸気滞留の回避と並ぶ、静電気火災防止の代表的手法…
エーテル長期貯蔵の危険
1語
過酸化物
→
ジエチルエーテルは空気や日光に長く触れると爆発性の過酸化物を生じ、加熱や衝撃を受けると爆発する危険があるため冷暗所で密栓貯蔵する。
ガソリンの引火点
1語
約-40℃以下
→
自動車ガソリンの引火点は約-40℃以下と非常に低く、常温でも可燃性蒸気を生じて容易に引火する液体である。
キシレンの分類
1語
キシレン
→
キシレンは芳香をもつ非水溶性の引火性液体で、第二石油類(非水溶性)に分類され指定数量は1000Lである。
二硫化炭素の貯蔵法
1語
水中貯蔵
→
二硫化炭素は液比重約1.3で水より重く水に溶けにくいため、水を張って蒸気の発生を抑える水中貯蔵という特殊な方法が用いられる。
動植物油の自然発火要因
1語
ヨウ素価
→
ヨウ素価が高い乾性油(あまに油など)は酸化しやすく、布などにしみ込んで通風が悪いと酸化熱が蓄積し自然発火するおそれがある。
容器材質の禁忌金属
1語
銅・銀・水銀およびこれらの合金
→
アセトアルデヒドと酸化プロピレンはこれらの金属やその合金と反応して爆発性化合物を生じるおそれがあるため、容器や配管の材質として使用を避ける必…
密栓の目的
1語
可燃性蒸気の発散防止
→
容器を密栓するのは、揮発しやすい可燃性蒸気の発散による引火・爆発を防ぎ、同時に危険物の漏れ・流出も防止するためである。
帯電しやすい性質
1語
電気の不良導体
→
第4類は電気の不良導体(絶縁性)のものが多く、流動・注入・ろ過などで生じた静電気の電荷が逃げにくく蓄積しやすい性質を持つ。
棒状注水の適否
1語
棒状注水
→
棒状注水は油を飛散させ火災を拡大させるため不適で、泡・粉末・二酸化炭素による窒息消火が第4類火災消火の基本である。
泡・粉末・CO2消火の原理
1語
窒息作用
→
燃焼面を覆って可燃性蒸気と空気(酸素)との接触を断つことで燃焼の継続を妨げる作用であり、第4類火災の消火の基本原理となる。
灯油・軽油の引火点帯
1語
約40〜70℃
→
灯油・軽油の引火点はおおむね40〜70℃の範囲にあり、液温がこの温度以上に上がると火源で引火する危険がある。
蒸気の滞留特性
1語
低所滞留・遠方引火
→
第4類の蒸気比重は1より大きく空気より重いため、低所に滞留し離れた場所の火源まで流れて引火するおそれがある。
燃焼のしくみ
1語
可燃性蒸気
→
第4類は引火性液体であり、燃えるのは液体そのものではなく液面から発生した可燃性蒸気が空気と混合したものが燃焼する。
特殊引火物タンクの封入ガス
1語
不活性ガス
→
アセトアルデヒド等の低沸点特殊引火物は、タンク上部空間に窒素などの不活性ガスを封入して燃焼範囲の形成を防ぎ、冷却して蒸気発生を抑える。
特殊引火物の定義
1語
特殊引火物
→
1気圧において発火点100℃以下、または引火点-20℃以下で沸点40℃以下のものをいい、第4類の中で指定数量が最小の50Lである。
第四石油類の引火点
1語
約200℃以上
→
第四石油類は引火点が約200℃以上と高く常温では引火しにくいが、いったん燃え出すと液温が高く消火が困難になる。
耐アルコール泡の用途
1語
耐アルコール泡
→
アルコール類は水に溶けるため普通泡は水分を奪われ破壊されやすく、水溶性液体用の耐アルコール泡を用いるのが適切である。
通風・換気の目的
1語
通風・換気
→
通風・換気は室内に滞留する可燃性蒸気を排出・希釈し、蒸気濃度が燃焼範囲(爆発範囲)に達するのを防ぐために行う基本対策である。
重油の引火点帯
1語
約60〜150℃
→
重油は引火点が約60〜150℃と比較的高いものの、加熱されると引火し燃焼する危険があり、燃えると黒煙を多く出し消火が困難になる。
静電気対策の基本
1語
接地
→
第4類は電気不良導体で帯電しやすいため、配管や容器を接地(アース)して電荷を逃がし、注入時の流速を遅くして静電気の蓄積を抑える。