動植物油・消火方法

危険物取扱者 乙種第4類動植物油類のうち乾性油の性質に関する記述として、最も適切なものはどれか。

危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法動植物油・消火方法難易度:normal
動植物油類のうち乾性油の性質に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1ヨウ素価が低く、空気中で固まりにくいので自然発火の危険はない。
2引火点が常温以下であり、放置すると気化して引火する危険が高い。
3水分を多く含むため、しみ込んだ布を放置しても発熱せず安全である。
4ヨウ素価が高く、布にしみ込むと酸化熱の蓄積で自然発火しやすい。
5金属容器に密栓して保管すると、内部で水素を発生し爆発する危険がある。
正解
4.ヨウ素価が高く、布にしみ込むと酸化熱の蓄積で自然発火しやすい。

乾性油はヨウ素価130以上で不飽和結合が多く、空気中の酸素と反応しやすい。布等にしみ込んで表面積が大きくなると酸化熱が放散されずに蓄積し、発火点に達して自然発火することがある。

?選択肢ごとの解説

1 ×乾性油はヨウ素価が高い(130以上)油であり、低いとするのは定義の取り違えである。ヨウ素価が低いのは不乾性油である。
2 ×動植物油類の引火点は250℃未満で常温よりはるかに高く、常温で気化引火するという説明は事実に反する。
3 ×自然発火の原因は水分ではなく酸化熱の蓄積であり、水分が安全をもたらすという説明は誤りである。
4 ○乾性油はヨウ素価130以上で不飽和結合が多く、空気中の酸素と反応しやすい。布等にしみ込んで表面積が大きくなると酸化熱が放散されずに蓄積し、発火点に達して自然発火することがある。
5 ×乾性油は水と反応して水素を発生する物質ではなく、自然発火の機構は金属の腐食ではない。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 最終更新 2026-08-15 · 危険物取扱者 乙種第4類 過去問 · otsu4-seishitsu-0076

【危険物取扱者 乙種第4類】動植物油類のうち乾性油の性質に関する記述として、最も適切なも…|正解「ヨウ素価が高く、布にしみ込む…」|ukamiru 過去問